みなさんこんにちは!
今回の記事では海外の仮想通貨取引であるGate.io(ゲート)についての解説を行っていきます。
この記事の信頼性
当記事は2023年の6月12日に執筆しています。記事執筆時点の最新の情報に基づき解説を行っていきます。今後記事に関しての更新を行った際には更新日の加筆を行っていきますので、更新日も確認してください。
この記事は主にGate.io公式ホームページからの引用を元に最新の情報をまとめていきます。
筆者は仮想通貨に関する発信を各種SNSや当ブログで行っています。
仮想通貨に関する発信を通して培った経験をもとに記事を執筆して行きます。
公式ホームページはコチラから
Gate.ioとは?
基本情報
設立年 | 2013年4月 |
どこの国? | ケイマン諸島|Cayman Islands |
日本人利用 | 〇 |
最大レバレッジ | 100倍 |
追証 | なし |
ユーザー数 | 1300万人以上 |
取り扱い銘柄数 | 1700以上 |
日時取引高 | 約41億円以上 |
取引手数料 | Maker手数料0.015% Takaer手数料0.05% |
プルーフオブリザーブの実施 | 〇 |
Gate.io使用のメリット
Gate.io利用に関してのメリットについて解説を行っていきます。
数多くのメリットのある仮想通貨取引所ですが、その中から筆者が優れていると感じる部分をお話ししていきます。
取り扱い銘柄が豊富
Gate.ioは世界No1の取り扱い銘柄数を誇る仮想通貨取引所になります。
仮想通貨取引所の名前 | 取り扱い銘柄数 |
---|---|
Binance(バイナンス) | 約360 |
Bybit(バイビット) | 約300 |
Kucoin(クーコイン) | 約750 |
MEXC | 約1600 |
Bitget(ビットゲット) | 約500 |
Gate.io | 約1700 |
OKX | 約350 |
BTCEX | 約190 |
CoinEx(コインエックス) | 約700 |
BingX(ビンエックス) | 約500 |
草コインと呼ばれる仮想通貨も数多く上場している取引所になります。
まだ有名ではない仮想通貨が多く取り揃えられる仮想通貨取引所なので草コイン銘柄、ミームコイン、魔界コイン銘柄が好きな方は口座開設をしても損はないと思います。
歴史の長い取引所
Gate.ioは2013年からの設立で非常に歴史のある仮想通貨取引所であります。
また、記事を執筆時点では日本の金融庁からの警告も受けていません。
一般的に金融庁からの警告を複数回受けた場合には下記のような事になる場合があります。
- 日本市場からの撤退
- 正式に日本市場への進出
上記のような形になるとユーザーは、今までのサービスを利用することが出来なくなります。
したがってまた新しい仮想通貨取引所を探す羽目になる場合があります。
Gate.ioに関しては目立った日本での運営をしている訳ではないので今後も警告を受ける可能性は低いでしょう。
下記は2023年5月時点での金融庁からの警告を受けている海外の仮想通貨取引所の一覧です。
商号、名称又は氏名等 | 所在地又は住所 | 暗号資産交換業の内容等 | 備考 | 掲載時期 |
Bitget Limited 代表者 不明 | シンガポール共和国 | インターネットを通じて、日本居住者を相手方として、暗号資産交換業を行っていた もの | インターネット上で暗号資産取引を行っている「Bitget」等を運営して いる。 | 令和5年3月 |
MEXC Global 代表者 不明 | シンガポール共和国 | インターネットを通じて、日本居住者を相 手方として、暗号資産交換業を行っていた もの | インターネット上で暗号資産取引を 行っている「MEXC」等を運営してい る。 | 令和5年3月 |
Bybit Fintech Limited 代表者 Ben Zhou | Macdonald House 40A Orchard Road, Singapore | インターネットを通じて、日本居住者を相 手方として、暗号資産交換業を行っていた もの | インターネット上で暗号資産取引を 行っている「Bybit」等を運営して いる。 | 令和5年3月 |
Bitforex Limited 代表者 Jason Luo | セーシェル共和国 | インターネットを通じて、日本居住者を相 手方として、暗号資産交換業を行っていた もの | インターネット上で暗号資産取引を 行っている「BitForex」等を運営し ている。 | 令和5年3月 |
セキュリティ面が安心
Gate.ioは高いセキュリティも取引所としての特徴になっています。
Gate.ioのプラットフォームは自社開発の物になっており外部の監査機関からの監査も入っています。
各モジュールは独立して管理されており、インターネット上でのDDOS攻撃に対する対策も講じられています。
また、アカウントセキュリティに関しては以下の対策が講じられています。
- SMS
- Google OTP
- IPアドレス監視
- 出金ホワイトリスト
- ログインパスワード
- メールアドレス
- Gate.io UKey
- セキュリティログ
- 資金パスワード
- フィッシング対策コード
公式ホームページはコチラから
Gate.ioの手数料について
ここからはGate.ioの手数料について確認をしていきます。
Gate.ioの手数料については、利用料が多ければ手数料が安くなる仕組みがあります。
仕組みを理解する事によりGate.ioの手数料が低水準である事が理解できると思います。
Gate.ioは取引量によって手数料が安くなる
Gate.ioでの手数料の支払いはVIPレベルに応じた手数料を払う仕組みになっています。
VIPレベルは自動的にレベル0から始まり、最高でレベル16まで存在しています。
当然レベルが高いほど、手数料は安くなっていきます。
Gate.ioのVIPレベル0(初期値)の手数料
まずはVIPレベル0の手数料水準を確認します。
VIPレベル0(初期の段階) | Maker | Taker |
現物取引 | 0.2% | 0.2% |
現物取引(GTで支払った場合) | 0.15% | 0.15% |
先物取引 | 0.015% | 0.05% |
Gate.ioの現物取引はGATEトークン(以下GT)と呼ばれるGate.ioが発行している仮想通貨で支払う事により更に安い水準になってきます。
先物取引に関しては他の仮想通貨取引所と比較すると分かりやすいです。
下記の表はGate.ioと他の仮想通貨取引所の先物取引に関しての手数料の比較です。
Gate.ioの先物取引手数料は他の仮想通貨取引所と同水準と言えるでしょう。
仮想通貨取引所の名前 | メイカー手数料 | テイカー手数料 |
---|---|---|
Bybit(バイビット) | 0.02% | 0.06% |
Bitget(ビットゲット) | 0.0017% | 0.051% |
Kucoin(クーコイン) | 0.02% | 0.06% |
ZOOMEX(ズームエックス) | 0.02% | 0.06% |
OKX | 0.02% | 0.05% |
Gate.io(ゲート) | 0.015% | 0.05% |
CoinEx(コインエックス) | 0.02% | 0.05% |
BingX(ビンエックス) | 0.02% | 0.05% |
現物手数料とVIPレベル
ここからはVIPレベルと現物取引手数料について見ていきましょう。
VIPレベルと現物取引手数料について一覧表にしてみますので下記表で確認をしてください。
※GT支払いは該当VIPレベル到達時点でGATEトークンで手数料を支払った場合の水準になります。通常はVIPレートの手数料率が適用されます。
VIPレベル | 30日間の取引量 | GT支払い Maker/Taker | VIPレート Maker/Taker |
VIP0 | 0 USD | 0.15% / 0.15% | 0.2% / 0.2% |
VIP1 | 60,000 USD | 0.139% / 0.146% | 0.185% / 0.195% |
VIP2 | 120,000 USD | 0.131% / 0.139% | 0.175% / 0.185% |
VIP3 | 240,000 USD | 0.124% / 0.131% | 0.165% / 0.175% |
VIP4 | 500,000 USD | 0.116% / 0.124% | 0.155% / 0.165% |
VIP5 | 1,000,000 USD | 0.109% / 0.116% | 0.145% / 0.155% |
VIP6 | 3,000,000 USD | 0.101% / 0.109% | 0.135% / 0.145% |
VIP7 | 8,000,000 USD | 0.07% / 0.101% | 0.125% / 0.135% |
VIP8 | 20,000,000 USD | 0.06% / 0.094% | 0.115% / 0.125% |
VIP9 | 50,000,000 USD | 0.05% / 0.086% | 0.105% / 0.115% |
VIP10 | 100,000,000 USD | 0% | 0.058% |
VIP11 | 120,000,000 USD | 0% | 0.045% |
VIP12 | 240,000,000 USD | 0% | 0.037% |
VIP13 | 440,000,000 USD | 0% | 0.03% |
VIP14 | 800,000,000 USD | 0% | 0.025% |
VIP15 | 1,600,000,000 USD | 0% | 0.022% |
VIP16 | 3,000,000,000 USD | 0% | 0.02% |
30日間の取引量の計算は現物取引高と先物取引高の40%が適用されます。
取引高の計算方法
現物取引高+先物取引高の40%
先物手数料とVIPレベル
ここからは、先物取引手数料とVIPレベルについて見ていきましょう。
取引高 | Maker手数料 | Taker手数料 | |
VIP0 | 0 USD | 0.015 % | 0.050 % |
VIP1 | 60,000 USD | 0.015 % | 0.048 % |
VIP2 | 120,000 USD | 0.015 % | 0.046 % |
VIP3 | 240,000 USD | 0.015 % | 0.044 % |
VIP4 | 500,000 USD | 0.015 % | 0.042 % |
VIP5 | 1,000,000 USD | 0.015 % | 0.040 % |
VIP6 | 3,000,000 USD | 0.010 % | 0.038 % |
VIP7 | 8,000,000 USD | 0.010 % | 0.036 % |
VIP8 | 20,000,000 USD | 0.010 % | 0.034 % |
VIP9 | 50,000,000 USD | 0.010 % | 0.032 % |
VIP10 | 100,000,000 USD | 0.000 % | 0.030 % |
VIP11 | 120,000,000 USD | 0.000 % | 0.028 % |
VIP12 | 240,000,000 USD | 0.000 % | 0.025 % |
VIP13 | 440,000,000 USD | 0.000 % | 0.025 % |
VIP14 | 800,000,000 USD | 0.000 % | 0.025 % |
VIP15 | 1,600,000,000 USD | 0.000 % | 0.0225 % |
VIP16 | 3,000,000,000 USD | 0.000 % | 0.020 % |
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Gate.ioは日本人の利用は可能?
ここからは、Gate.ioと日本人の利用について見ていきましょう。
日本人の利用は問題なくできる
まず結論から申しますとGate.ioは日本人の利用は問題なくできます。
インターネット上では「日本人の利用はできないのでは?」と言った言葉を目にしますが問題なく利用できます。
むしろGate.ioは日本語にも完全対応しており日本語でのサポート体制も充実しています。
海外の仮想通貨取引所では日本語対応していない取引所もあったりしますのでGate.ioは日本人の利用を歓迎しているでしょう。
以前は規制があった?
インターネット上で調べてみると、過去に規制があったようでそのイメージからGate.ioは日本人の利用が出来ないのでは?というイメージが付いてしまったようですね。
過去には下記のような規制があったようです。
- アメリカ・カナダ・日本居住者の一部取引制限
- ホームページが日本語に対応していない
過去には日本居住者はレバレッジ取引は行う事が出来ず現物取引のみだったようです。
しかし、現時点ではそのような規制もなく利用して頂けます。
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Gate.ioに関する評価・評判
ここからは、Gate.ioに関する評価や評判について見ていきたいと思います。
そこでGate.ioがリリースしているスマホアプリに関しての評価見ていきます。
androidアプリの評価
GoogleプレイストアでのGate.ioアプリは記事執筆時点では100万を超えるダウンロード数を誇り評価は★4.4の評価で4.43万件のレビューが付いています。
歴史の長い取引所ですので、多くのダウンロード数があるようです。
それではレビューされている評価を引用しながら見ていきましょう。
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使いやすくコインの数も多いです。
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iPhoneアプリの評価
Gate.ioのアプリはアップルストアでは記事執筆時点★4.4の評価を獲得しており612件のレビューが付いています。
レビューが付いています。下記に紹介します。
セキュリティは他の取引所に比べて最高レベルと体感してます。
ただアプリの開きが遅いのとアプリの動きがモサッとしてる
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使いやすいしイベント等もたくさんあっていい!
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プルーフオブリザーブの実施
仮想通貨取引所のGate.ioではプルーフオブリザーブの実施がされています。
プルーフオブリザーブとは日本語で準備金の公表を意味します。
仮想通貨取引所を選択する上でプルーフオブリザーブが実施されているか否かは非常に重要になってきます。
プルーフオブリザーブがあるとないでは大違い
プルーフオブリザーブの実施がある場合、信頼を置ける取引所だと判断する一つの要素になります。
仮想通貨取引所Gate.ioでは公式ホームページを確認すれば「どのくらいの準備金があるのか」を把握することが出来ます。
顧客保有資産とは別で準備金の積み立てがあるので、もし取引所に何かあったとしてもユーザーへの補填は準備金から行われます。
また、準備金は外部の監査機関からの監査を受けています。
こういった仕組みがあるGate.ioはユーザーからの信頼を得ています。
プルーフオブリザーブのメリット
- プラットフォームの財政的安定に寄与
- ユーザーの資産のセキュリティを保証する
- ユーザーからの信頼性を高める
- 混雑時でも100%出金する事が可能
プルーフオブリザーブのない取引所の場合
プルーフオブリザーブのない取引所の場合は以下の可能性がありリスクがあることを認識する必要があるでしょう。
- 財政難状態では資産の現金化の遅延あるいは不能の可能性
- 出金依頼が殺到した場合はプラットフォームが機能不全に陥る可能性
- 現時点での財政状況の透明性を欠く
外部の監査機関からの監査報告
監査機関 | スナップショットタイム | 通貨 | 報告書 | ウェブサイト | 状況 |
armanino | 2020年5月4日00:00(UTC) | ビットコイン | Gate.io プルーフオブリザーブ評価報告BTC2020年5月25日 | Trust Explorer - Proof of Reservers (May-25-2020) | 発行済み |
armanino | 2022年10月19日00:00(UTC) | ビットコイン、イーサリアム | Gate.io プルーフオブリザーブ評価報告BTCÐ2022年10月28日 | Trust Explorer - Proof of Reservers (Oct-28-2022) | 発行済み |
記事執筆時点での外部の監査機関からのGate.ioへの監査状況は上記のようになっています。
BTC積立率 | 108% |
ETH積立率 | 104% |
コピートレードも行われている
Gate.ioではコピートレード(コピー取引)のサービスもリリースされています。
コピートレードとはトレーダーの取引をフォローすることが出来るサービスです。
ユーザーはフォローした後は基本的に放置で取引を優秀なトレーダーに任せるシステムです。
先物取引に対しての知識がない場合でも構いません。
フォローしたトレーダーに取引をお任せするサービスです。
コピートレードのメリット
大まかなコピートレードのメリットは下記の通りになっています。
- 設定をしたら放置でOK
- 優秀なトレーダーの技術を享受できる
- トレードの知識が不要
- トレードに関して時間を割く必要がない
コピートレードのデメリット
コピートレードにはメリットも大きいですが、デメリットに関してもキッチリ認識する必要があります。
- トレーダーの能力を見極める必要がある
- 下手なトレーダーをコピーすると資金を失う可能性
コピートレードが有名な他の仮想通貨取引所
コピートレードに興味のある方にコピートレードが活発な他の仮想通貨取引所をご紹介します。
当ブログでは過去に記事にしているBitget とBingXについてコピートレードに関しての記事をまとめました。
ぜひご覧ください。
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